M.U.C
皆、仕事に支障がないよう早起きして完璧なスケジュールのもと出発。
一軒目の開店と同時にうちたての麺をいただいた
今回の「なかむら」は皆言葉が出ないくらい凄かった。
村上春樹氏が「掛け値なしのディープ中最ディープのうどん屋である」と評し
一番感動した店というのもうなずける。
しかし、今回のメインは「宮武」である。
2009年6月に新聞、テレビなどの各種メディアで流れ
全国のうどんマニアに大きな衝撃を与えた「宮武うどん」の閉店。
それは、宮武一郎氏の年齢と体力の限界という理由からだった。
しかし、この味を途絶えさせてはいけないと
父が長きにわたり常連で友人でもあり
自分自身も料理人であった谷本氏が技の伝授を申し出た。
熱い想いに心を打たれた宮武氏は
味、スタイルを丸ごと継承してくれることを条件に
技と屋号を譲ることを決め、翌年の4月12日に新生・宮武うどんが開店した。
この日は、一周年であり先代の宮武氏が
2日間だけ来店するとの事なのでこれはここは外せない。
MUC の歴史に残る奇跡の一枚。
先代の宮武一郎氏と平田会長の見事なツートップ
讃岐うどんは麺がスゴ過ぎる。
ビカビカでピチピチのUDONの刺身である。
だからこそ、他に何もいらない。
麺だけで勝負ができるのである。
我々の戦いはまだ始まったばかりである
つづく